6月20日(日) 晴れ 水温22℃ 若潮
名古屋市 石神 竹次郎様
チヌ 23㎝~32㎝ 5枚 サナギ・コーン・ボケ・オキアミ
他カワハギ 23㎝・29㎝ 2枚
伊勢市 前田 佳範様
チヌ 42㎝ オキアミ
若潮だったということもあり釣堀の活性と比例して海況はかなり厳しかったので
皆さん苦戦を強いられていたようですが取りあえずチヌの顔を見てもらえることが
出来たので何よりでした、チヌ以外ではアジが少々は釣れてたようで
他には随分前から釣れ続いているカワハギの良型も釣れておりました!
このカワハギですがここ2~3年の最近になってから的矢湾でもよく見かけるように
なっただけで20数年前には、釣れる(実際には引っ掛け釣り)のは、ほぼウマズラハギ
でカワハギの比率はウマズラハギの10パーセント未満というか1パーセント程度
だったように私も含めて地元の漁師らも、その通りだと記憶しています。
カワハギのほうが遥かに美味しいので嬉しい限りですが的矢湾の高水温等も含めて
南方の魚が釣れたり、磯焼けにより海藻が育たず本来生息していたはずの
魚が釣れなくなったりしているので海の異変等この先のことを考察すると
大変危惧しております、ついこの間もお客さんから見たこともないような魚が
釣れたんだけどなんて名前の魚ですか?と聞かれたのですが特徴だけでは
わからなかったので帰ってきてから見せてもらおうとしたら
お客さんが気になったようで帰って来るよりも先にイカダの上でスマホで
調べたところマトウトラギスという本来は、南シナ海や南日本に生息分布している
魚だったので年々この辺の海も南洋化しているのが顕在化しているようです。
一応知り合いの人にも聞いてみると漁師網などには、ごくたまに雑魚として
以前からかかったりすることはあったようですが、やはりまれだそうです!
釣れていた魚が釣れなくなってしまうのは寂しいですが逆に今まで釣れなかった魚が
釣れるということで新鮮な気もしますので今後が楽しみではあります。
つい話が逸れて長文となってしまいましたがそろそろこの辺で失礼いたします。
それでは本日もご来場ありがとうございました、またのご利用お待ちしております)